Sunday 31 May 2020

堕天使のくれたイス / AUSHVITZ

「アナタは何者はの?」     そう思いながらも僕は
よぎる期待を抑えきれずに     近づかずにはいられなかった

そしてアナタが僕に差し出した     僕には輝いて見えた
情熱抑えられるハズもなく     時の流れに身を委ね

限りなく     薄れてゆく     意識の中で     手探り求め
遠ざかり     薄れてゆく     記憶の中で     アナタの求め

アナタに感電してゆく     無神経は僕のココロ
頭の先から爪先まで     アナタは笑顔で通り抜けゆく

アナタは何者はの?     そう思いながらも僕は
よぎる期待を抑えきれずに     近づかずにはいられなかった

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